広島県福山市にあるデザイン会社、 東和創研の氷見さんのブログ。 時々更新、しばらくお休み、 その時の気分、気ままに続けていきます。
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「超」高透明シリコーンゴム。
この写真には、4種類のシリコーンゴムが写っています('-'*)
普通、シリコーンゴムといえば、透明ではありませんよね。左上にある乳白色のものが一般的なものです。右上のも左下のもそーですが、基本的には少し濁った「半透明」であるイメージがあると思います。
・・・ん (・_・)?
じゃあ、右下のはシリコーンゴムじゃないの?
いえいえ、これもシリコーンゴムです(・ω・)/
ゴム(俗にいうエラストマーは除きます)にも、それなりに透明なものはあるんです。ウレタンゴムなんかがそーですよね。スニーカーの底らへんにある透明なゴムのクッション、あれもウレタンゴムが多いです。ビーズを通すためのゴムひも、あれもウレタンゴムです。他にも、いろんなゴム原料メーカーさんは透明グレードを持っています。
では、シリコーンゴムはどうでしょうか(・ε・)?
こちらは、透明グレードの原料を使っても、やはり若干濁りが入ってしまい、クリアとは言えないのが普通です。ゴムの強度を上げるためにはそれなりの添加物が必要で、それが濁りの原因になるんですね。
でも・・・
それを、完全にクリアなシリコーンゴムにしちゃうんだから、ニッポンの技術力ってすごいですよね(`・ω・´)
この「超高透明シリコーンゴム」。
原料にはやっぱり透明グレードを使うのですが、それだけでは濁りが解消されないので、成形時に使う金型にひと工夫して製造しているんです。
どんな形状のものでも、成形型さえ用意すればたいていのものは成形できますが、シリコーンゴムじゃなきゃダメでさらに透明なものならなおグッド!
・・・って用途がありましたら、ジャンジャンお問い合わせくださいね。しっかりお見積り・ご提案させていただきます(・o・)ノ
P.S.
○原料費は通常の約6~7倍!
○金型も通常のものよりは割高になる!
・・・ので、あしからず( ̄ー ̄;
今日も、最後まで読んでくれてありがとうo(`▽´)o
あー、酒が飲みたいo(_ _*)o
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(2010.02.13.am01:00 ひみ)
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加工次第でいろんなものが使えそうですね~
日本の技術って素晴らしいですね~
あるものをいかに発展・進化させていくかって
一途でひたむきな努力に裏打ちされた
日本の技術ってボクは大好きです。
透明なゴム。
何か用途があれば教えてくださいね♪